ダンサーは、365日健康でないといけません。ダンサーに限らず、身体を動かすことが仕事という方は、まず元気でバイタリティーあふれる身体でないと成り立ちませんよね。身体が商売道具って大変なんですよね。
ですから、人一倍健康には気を付けるようにしています。
第一に、風邪を引かないことが健康のバロメーターでもあるような気がします。
たかが風邪、されど風邪ですが、やはり引かない方が生活に支障を来さないですよね。風邪の症状も様々ですが、熱や咳は辛いですし、鼻水が出たり頭痛がするのも嫌ですよね。できれば引きたくな~~い!というのが本音ですよね。
そこで身近に取り入れられて、効果的な方法をご紹介しますね。
①5つのお茶はウィルスをやっつける
うがいはもう風邪対策の一番の方法ですが、ウィルスをやっつけて、感染を防ぐためには、お茶のパワーを借りるのが一番です。お茶に含まれるカテキンは、抗酸化作用があり、殺菌力がとても強いのです。そして殺菌力においては、風邪や食中毒の原因菌だけでなく、なんとインフルエンザウィルスやピロリ菌の抑制にも効果があると言われているんです。
カテキン含有率でいうと1緑茶2番茶3ウーロン茶4ほうじ茶5紅茶となります。どこに行っても、どれかは飲めそうですね。小さなペットボトルに入れて持ち歩けば、どこでもうがいすることが出来ます。これはすぐ出来そうなので、風が流行っている時や乾燥が続く時など試してみることをお勧めします。
また、5番目に紅茶とありますが、紅茶を侮ることなかれなんです。
緑茶よりはカテキンは少ないのですが、紅茶に含まれるテアフラビンという成分が、インフルエンザウィルスを包囲して、感染力を失わせる働きがあるのです。
しかもテアフラビンはカテキンの二倍以上も強力だそうです。
これは茶葉の発酵の段階で、カテキンが化学反応を起こしてさらにグレードアップしたというもの。
え~!!そんな働きがあったなんて、もっと早く知りたかったですよねw
色々と研究が進むとわかってくることがあるんですね。
ただし予防の段階なので、すでにウィルスに侵されて症状が出てしまっていると遅いそうです。気温が低くて風邪ひきそうだな、人込みの中を行くので、風邪がうつらないといいなと感じた時など、お茶でガンガンうがいをしておけば感染を防げる確率が高くなるそうです。
②乾燥を出来るだけ防ぐ
冬は大気が乾燥していて、暖房を付ければいっそう乾燥が進みます。インフルエンザウィルスは、寒冷乾燥を好んで、高温多湿を嫌うそうです。感染する力を弱められないかと、研究をしていたG・J・ハーパー氏が、1961年に「温度20度以上、湿度50~60パーセントで空気中での感染力が下がること」を突き止めたそうです。
湿度計を職場や自宅に置いていつも湿度をチェックしておくといいですね。
マスクをすると乾燥をすぐに防げるのでいつも持っておくといいかもしれません。特にひどく乾燥するときは、濡れたガーゼをマスクの中に入れておくといいでしょう。私はミスト状の保湿スプレー、化粧水などをいつも持ち歩いていて、乾燥を感じた時などに、シュッシュッと顔に吹きかけています。
ある女優さんは、常に湿度をチェックして、一年中湿度60%を維持しているそうです。
部屋の温度は20度~25度、湿度は50%~70%、40%を下回らないのが理想的だそうです。寝る時も暖房を付けっぱなしの時は、必ず加湿器を付けたいですね。
③体温を上げる食事をする
低体温の人が病気にかかりやすいというのは、よく言われていることです。
体温が35度台は低すぎるそうです。免疫力が下がるために、感染しやすかったり、病原菌に負けてしまうのです。だったら、体温を上げるのが一番です。昔の時代は、体温が高くて病気知らずの人が多かったと言われています。
しかもプラス1℃体温が上がるだけで、なんと免疫力が5倍くらい上がると言われています。すっ、凄いですよね。それじゃ、どうやって上げればいいの?
と思いますよね。まずは食事を見直してみるといいかもしれません。
体温を上げる食事とは?
人間の体は陰と陽のバランスが崩れると病気になりやすいそうです。つまり、陰性の食べ物と陽性の食べ物のバランスを取ることが大切なんです。
陽性のものは身体を温めますが、陰性のものばかり食べていると体が冷えてしまったりします。また季節によっても影響したりしますので、旬のものを食べるといいですよ。
陽性の食べ物 地面に向かって伸びていくごぼうやニンジン。鉄火味噌や梅干しの黒焼き。また煮たり焼いたり、熟成させたりすると陽性に変化したりします。アジの開きや塩サケは身体を温めます。寒い土地でとれる、りんご、柿(柿は干すと陰性に変わります)、さくらんぼ。黒砂糖、紅茶、ひじき、小豆、赤身の肉、鳥、海老、蕎麦、 しょうが、にんにく、たまねぎ などなど。
陰性の食べ物 暖かい地方でとれたバナナ、パイナップル。夏に出来るトマトやキュウリ、なす。水分が多い、スイカやなし。じゃがいも(ただしポテトチップスにすると陽性になります。しかし添加物は陰性なので、自宅で作って塩、コショウ、ガーリックパウダーなどをふりかける、なんていうのがいいかもしれません)たけのこや山菜、白砂糖、コーヒー、白米、うどん、パン、豆乳、酢など。
中庸の食べ物 玄米、全粒粉の天然酵母パン、海藻類、 さといも、さつまいも、干しきのこ、びわ 、ひえ、あわ、きび、キヌア、 はちみつなど。
細かい分類は調べるといくらでも出てきますので、食材の陰陽を覚えておくのもいいですね。
なんだか陰性が悪いの?と思いがちですがそうではなくて、中庸を保つことが大切なんです。寒いときに、トマトやキュウリの生野菜サラダをたっぷり食べていたら足も冷えちゃいますし、暑い夏にはバナナを食べて身体を冷やしてあげたりと、身体のバランスをとってあげることが大切です。
自分がどっちに傾いてるのかわからない人は・・・
朝起きた時に、親指を握って、ぎゅっと握れない人、力が入らない人は陰性に傾いているそうです。なんだか最近身体が冷えているなぁと思っていたら、温まる食事を心がけるといいですね。
また調理方法でも陰性を陽性に変化させることもできますので、トマト鍋などにすれば少し陽性に傾くので、陰性へ傾かないのです。冬は生野菜ではなくて温野菜を食べたりして身体の中庸をめざすといいですね。
やっぱり食べ物は大事だなぁと思わされますね。
④寝ながらマスクする
マスクって、なんだか邪魔だし効果あるのかなぁと思っていたのですが、実際に付けてみると効果はかなりあります。ちょっと風邪を引いたかな?のどがちょっといがらっぽくて・・そんな時、寝ながらマスクを付けちゃうのです。始めは若干違和感がありますが、のどが保湿されて翌朝には全くイガイガ感がなくなっていました。ある生徒さんは美容のために毎日付けて寝ているとのこと。その方から布製の洗えるマスクを頂いたのですが、とても柔らかくて付け心地もよくて違和感なく付けて寝られました。さすがに毎日は付けませんが、乾燥気味の時に役立っています。
そうそう、マスクはとっても進化していて様々なタイプが出ていますよね。
中にはオーダーマスクもあったり(高額ですが‥なんと一万円するのも!)
スケートの羽生選手が付けていて話題になったマスクらしいです。フィルターが9層になっていて、PM2・5もシャットアウトしてくれるそうです。花粉アレルゲンも99%防いでくれます。静電気も除去してくれる特殊加工してあるなど。マスクも進化しているんですね~。さすがに買うには至りませんがw
とりあえず、人込みでマスクは風邪予防の手っ取り早い方法だと思います。
⑤ホットレモンを飲む
少し前に、モデルさんや女優さんの間で流行った、ホットレモン。
レモンにはどんな効果があるのでしょうか?
★手や足のむくみを取り除く効果
★代謝を早くして、毒素を排出する
★ビタミンB、C、ミネラル、カルシウムが豊富
★寝る前に飲むと寝ている間に、消化を助けて便秘改善、アンチエイジング、しみ、そばかすに効果があったり、肌を寝ている間に修復してくれる
★風邪予防
★口臭予防
わ~、こんな効果があったんですね!驚きですよね。
私も少し前から飲んでいるのですが、飲むと、ほっとします^^
甘味が欲しいときははちみつを加えたりして、リラックスタイムにお勧めです。
無農薬のレモンが一番いいですが、お値段も張るので、毎回ではなくていいと思います。私は自然食品店で買える有機レモンなどビンに入ったものを使っています。職場と家に置いておけばいつでも飲めますね。
⑥手洗いをどこでもする
手洗いは当たり前の風邪予防ですが、どこかへ出かけたりすると知らずのうちに、雑菌に触れていることがあります。ドアノブ、つり革、エレベーターのボタン、手すりなど。その手で口元をぬぐったり、顔をこすったりするとウィルスが侵入してしまうこともあります。手が洗えない場所では、除菌ティッシュなどで拭いたりするのもいいですね。まめに手洗いをするのがまず一番の風邪予防かと思います。また水洗いを10秒くらいすると、静電気除去にもなるとのこと。
⑦ビタミンをこまめに摂る
ビタミンは摂り貯めできないので、毎日こまめに摂らないといけません。ビタミンと言っても色々ありますよね。ビタミンCは生活しているだけでどんどん損なわれるので、毎日意識して摂りたいビタミンです。ストレスや飲酒などでもすぐに消耗してしまうそうです。果物や緑黄色野菜を積極的に摂ったり、スムージーにして摂ったりして習慣化したいですね。摂れないときはサプリメントをうまく取り入れるのもいいでしょう。最近、世界的に注目されているビタミン、
ビタミンDも免疫力を高めるといわれ、風邪予防にも効果的だそうです。
これは紫外線で体内生成される唯一のビタミンだそうで、方法は紫外線を浴びるだけなのです。手のひらだけでもOKだそうで、春夏秋は一日5分から10分、冬は一日60分くらいだそうです。シミの原因になるからといって、極度に紫外線対策をしすぎるもよくないみたいですね。
また食事面では、イワシ、サケ、さんま、サバなど昔から食べてきた魚にはたっぷりビタミンDが含まれています。キノコ類や卵などもいいそうですね。色々なビタミンを効率よく摂って風邪を寄せ付けないようにしたいですね。
また適度な散歩で日光浴をするのも簡単ですね。
⑧お風呂で温まる
湯船に肩まで浸かって温まっていますか?仕事で疲れて、早く寝たいからシャワーで済ませちゃう、なんて人も多いでしょうね。乾燥気味の冬場は湿度100%に近いお風呂場で肺を潤してあげることが大切だそうです。そうすると、気管の繊毛運動が活発になって風邪の原因となるウィルスや細菌が排出されやすくなるのです。湯船の中でゆっくりと深い深呼吸をしてあげると、肺の容積が増え、心肺機能を高めることが出来ます。忙しいと、呼吸も浅くなりがちです。寝る前のリラックスタイムに深呼吸をして脳も身体も休ませてあげたいですよね。
⑨冷えないようにする
冷えたくはないんだけど、足先がいつも冷たくて冬場はいつもカイロがかかせないなんて方もいらっしゃいますよね。手足を温める方法として、指先をぎゅっと掴んで、血流を止めます。5秒くらいしてぱっと離す。それを何回か繰り返すとものすごく温まります。そして、効果的なカイロの張り方知っていますか?
それは肩甲骨の間に張ることだそうです。私も実際やってみて、本当に体中が温まるので、とってもお勧めです。
⑩ありがとうを言う 笑顔で過ごす
言霊パワー、これって本当に凄いんです。ありがとうという言葉は、ちなみに528ヘルツの波動を持っているのですが、免疫力を上げたりする効果があると言われています。いつも感謝の気持ちを持って、どんなことにもありがとうと言えること、これは健康でいられる秘訣でもあります。笑顔でいることも、免疫力を上げると研究でわかっています。免疫力が高い人はまず病気を寄せ付けないですよね。今からすぐできる、ありがとうの波動。是非実践してみてください。